Yutaka Yamauchi
Yutaka Yamauchi

2018/10/3 改版

サービス創出方法論 (デザインエスノグラフィ)

経営管理大学院・デザインスクール 2018年後期

水曜2限日10:30-12:00 総合研究2号館 大演1

山内 裕
京都大学経営管理大学院
総合研究2号館 3階東側
075-753-3536
yamauchi@gsm.kyoto-u.ac.jp

平本 毅
経営管理大学院
総合研究2号館3階東側
hiramoto@gsm.kyoto-u.ac.jp

TA: 小島玄久

** このシラバスは多少変更される可能性があります。**

授業の目的

近年注目を集める〈サービスデザイン〉と呼ばれる方法を学ぶ。サービスデザインの基本的な考え方を学ぶことから始め、そのいくつかの方法(エスノグラフィ、カスタマージャーニーマップ、サービスブループリンティング、プロトタイピングなど)を実習を通して学ぶ。その上で、現在のサービスデザインの方法論の限界を理解し、それを乗り越える理論的視座を理解する。特に、サービスの相互主観性や文化的実践に注目したデザインアプローチを議論する。

テキスト

  • 山内裕, 平本毅 & 杉万俊夫. (2017). 組織・コミュニティデザイン. 共立出版.

参考文献

  • 山内裕. (2015). 「闘争」としてのサービス—顧客インタラクションの研究. 中央経済社.
  • 武山政直. (2017). サービスデザインの教科書. NTT出版.
  • Polaine, A., Løvlie, L., & Reason, B. (2014). サービスデザイン. (長谷川敦士訳). 丸善出版.
  • Stickdorn, M., & Schneider, J. (2012). This is Service Design Thinking. (長谷川敦士, 武山政直, 渡遺康太郎訳). BNN.

授業の進め方

講義と演習を交えて実施する。講義で方法や背景を学んだ後、各グループでフィールドワークやデザインの実践を行う。

受講要件

特になし。

授業の形態と評価基準

授業参加 30%
授業への貢献度(質問、発言、発表)により加点する。授業の内容に基づく発言、質問などを評価する。6回以上の欠席は、不合格とする。代理返答は不正行為となるので注意すること。
個人アサインメントとグループワーク 70%
グループでのエスノグラフィやデザインの実践への貢献を評価する。

授業用ウェブサイト

資料のダウンロード・アップロードはPandAを通して行う。
https://panda.ecs.kyoto-u.ac.jp/portal

授業資料

PandA上で配布する(印刷して配ることはない)。

オフィスアワー

以下のカレンダーに掲載する「Open」の時間帯をオフィスアワーとする。Openの時間を確認し、事前にメールでアポイントメントを取る。 https://yamauchi.net/officehour

授業計画

1週 イントロダクション

デザイン思考のクラッシュコースにより一通りのプロセスを学ぶ。

2週 サービスデザイン

サービスデザインの考え方をレビューし、具体的な事例を紹介し議論する。

課題

気になっている食サービスを体験し気づきをまとめる。

3週 エスノグラフィ

エスノグラフィの背景と方法を学ぶ。

課題

フィールドノートを書く。

4週 サービスの文化

サービスの文化的側面を理解する。いくつか事例を交えて議論する。

課題

既存のサービスを文化の視点から分析する。

5週 言説の理解

サービスの言説の変化を読み解く。

課題

TBA

6週 グループワーク

グループでデザインするテーマを決める。

7週 CJM

Customer Journey Map (CJM)を用いてデザインする。

8週 プロトタイピング

サービスの様々な側面をプロトタイピングする。

9週 文化的コードや言説のデザイン

コンセプト、言説、コードのデザインを行う。

10週 中間発表

11週 詳細のデザイン

店舗、パッケージなどの詳細をデザインしていく。

12週 テスト

デザインをテストし改善していく。テストの方法もデザインする。

13週 サービスブループリント、ビジネスモデル

サービスのプロセスやビジネスモデルをデザインする。

14週 最終発表